大手サラ金の中でも、審査の甘さ、ゆるさにはバラつきがあります。
それぞれの業者により審査基準が異なるため、審査に通った人が数字で表された審査通過率にも開きがあります。
ですが、審査通過率が高いサラ金はつまり、審査がゆるいサラ金だということ。今回は審査通過率を基準として、審査のゆるいサラ金をTOP3 のランキング形式でご紹介します。
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審査通過率で見る審査のゆるいサラ金
審査通過率とは、申し込んだ人と審査に通過した人の割合を現した数字。審査通過率は株主向けに月次報告としてホームページ上で公表されています。
審査通過率で審査のゆるいサラ金を探してみましょう。
アコム
金利 | 審査 | 審査通過率 |
4.7~18.0% | 最短30分 | 47.2% |
堂々の一位になったのは知名度バツグンの大手サラ金であるアコムです。アコムのカードローン、審査通過率は47.2%と、公表されている大手サラ金の中では一番高い数字となっています。審査にかかる時間も最短30分と時間のかからない審査が可能です。
アコムは契約者数と貸付残高も右肩上がりで、以前は一番契約数が多かったプロミスとの差が生まれつつあります。アコムはカードローンだけでなく、クレジットカード機能をつけることがdけいるACマスターカードも有名ですよね。
アイフル
金利 | 審査 | 審査通過率 |
3.0~18.0% | 最短30分 | 45.9% |
2位は、未だに独立した経営体系を保っているのでお馴染みのアイフルです。
アイフルの審査通過率は45.9%となっており、50%に届こうかという数字が出ています。アイフルは独特なレディースローンから、最近対応を始めた30日間の無利息サービスなど、サービスに優れています。審査がゆるいからといってサービス面に気を抜かないのがアイフルのいいところです。
どうして審査がゆるいのか
どうしてサラ金によって、審査のゆるさにバラつきがあるのか。それは、そのサラ金により、どこまでその人の持つ情報の弱さを許すのか、属性と信用情報の脆弱性をどこまで認めるのかで差があるからです。サラ金の審査で見られるのがこの属性と信用情報です。
属性
属性とは、その人の生活にまつわる情報を集めたものです。
年齢から職業、雇用形態や勤務先など、支払い能力に直結する情報がこの属性です。
サラ金はこの属性の審査をスコアリングシステムで審査し、最終的なスコアがサラ金の設定した審査基準をクリアした時、属性の審査をクリアしたということになります。
どこまでを属性の審査に含めるのかはサラ金によって変わります。持っている電話が固定電話か携帯電話か、健康保険証が国民健康保険か社会保険かなど、かなり細かい情報まで見るサラ金も少なくありません。
中でも重視されるのは、安定した収入があるのか。働き方は正社員かパートか。勤続年数はどれくらいかなど返済能力に大きく関わる部分です。
信用情報
属性よりも重要視されるのがこの信用情報と呼ばれる情報です。信用情報に問題があった時点で大手サラ金の審査には落ちてしまうケースが多いです。
信用情報とは、今現在どのキャッシングに申し込んでいるのか。実際に契約しているサラ金やクレジットカードはどれなのか。返済はきちんと行われているのか。返済が遅れていないかなど、細かい情報です。
返済遅延や、返済額を減らすために行った債務整理の記録があった時点で返済能力が乏しいと判断されるので審査でかなり不利です。
信用情報に残った返済遅延や債務整理の記録は、5年から最長で10年残ってしまうので、その情報が消えるまでの間はずっと審査に不利な状態となってしまいます。
中小のサラ金はさらに審査がゆるい
大手サラ金の審査についてご紹介しましたが、大手よりもさらに小さい規模で経営を行う中小消費者金融の審査はさらに基準がゆるくなります。信用情報に返済遅延や債務整理の記録が残っていたとしても、その他の情報で返済能力があると認められた場合は審査に通ることが多いので、他社の審査に落ちた人の多くが中小のサラ金に申し込みます。
ですが大手サラ金と比べるとキャッシングに安心感がないこと。サービス面で劣っていることなど、不便なキャッシングを余儀なくされるケースが多いです。