サラ金とは個人向けに融資を行っている小口金融業者のことを指し、現在では消費者金融なんていい方のほうが多いですね。そんなサラ金から借り入れを行った後、お金を期日通りに返済しなかった場合にはどのようなことが起きるのか事前に知っておきましょう。もし自分がそうなってしまった場合にも知っておいたほうが安心して対応できますよ!
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サラ金の支払い期日を過ぎるとまずは電話がかかってくる!
通常、返済期日をすぎても返済をしていない場合にはサラ金業者から電話での取り立てが行われます。それと同時に手紙での催促状が届き支払いを促してきます。電話に出れなかった場合には留守番電話が残り、折り返しで電話をしてくださいという旨を残してきます。出た場合には「いつまでに支払えますか?」と聞いてきますので、支払日を伝えておきそれまでに支払いをすれば問題無いケースがほとんどです。電話の口調自体もすごく優しく、だいたいが女性のオペレーターなので怖いというイメージは持ちません。手紙自体も携帯料金の支払い書と同じような感じで届きますので脅しみたいな手紙は来ません!だいたいサラ金などで借り入れを遅延してしまう人のほとんどはこの電話や手紙での取り立ての段階で返済をする人が多いです!ただ、ここで怖くないからと言って焦らないとちょっと面倒なことが起こり始めます。
自宅に取り立てにやってくる…
電話や手紙を1ヶ月以上スルーし続けると自宅に直接取り立てにやってくるケースがあります。この場合金額の大小は全く関係ありません、10万だろうが100万だろうが取り立てにやってきます。なんか取り立てにくるってなるとめちゃくちゃ怖いお兄さんがやって来るイメージがありますけど、ちゃんとしたサラ金業者に借りていればそんなことはありませんのでそこはご安心ください。だいたい来る時間は夕方過ぎの6時半~8時の間くらいです。取り立てに来てその場でお金を払ってくださいと言われてもこっちとしては払えないですよね…それはサラ金側もわかっていますので次のような方法を取ります。まず今後遅れることなく払うことを誓いますという内容の誓約書を書かされます。それに加えて毎月いくらなら払っていけるのかを相談し、月々いくら払い何回で返済するのかを返済計画書というものに記入することになります。自宅に訪問に来た場合にはもう逃げられないような状況になりますが、ここで脅されたり社会的損失には繋がったりはしないので最悪でもここまでで食い止めましょう…。これ以上超えるとアカンです。
裁判所に訴えられる!!
自宅訪問での取り立ても逃れてきてしまうと、ついに法的処置を取られてしまうことになります。サラ金側が裁判所に対して訴訟を起こします。ここまで来るといよいよ逃れるのは厳しいでしょう。基本的に裁判所に訴えを起こされた場合にあなたに要求される事例は2パターンです。1つめは“給料の差し押さえ”で2つめが“全額返金”となります。滞納額が大きく、給料が多い人には給与の差し押さえが命じられ、定収入で返済が難しい人には全額返金を求められるようになっているようです。給料の差し押さえの場合には、手取りの1/4までの額を差し押さえすることが可能となっています。ですがこの給料差し押さえがやっかいなのは会社に通知に通知がもちろんのこと行くことになっていますので、確実に借金を滞納したということがバレてしまいます。全額返済とは滞納額を一括で返済することですが、基本的に皆さんこちらを要求されることが多いようです。収入が低いのに全額返済なんて無理でしょって思う方もいるかもしれませんが、給料からの差し押さえをして生活するのが困難になり会社をやめられてはサラ金側も戻るものも戻らなくなってしまうので、あえて全額返済を要求するんだそう。全額返済ができないのがほとんどでその場合は皆さん弁護士に相談して分割払いという形で落ち着くんだそうです。この場合は債務整理を行っていることになると思いますので、もちろんこれ以上借り入れを行うことはどこからもできなくなってしまいますね。
サラ金は返せる見込みなしに借りてはなりません!
以上、サラ金に返済しなければならないお金を滞納するとどのようなことが起きるのかをご紹介してきました。裁判まで行ってしまうと社会的な支障が少なからず生まれてしまうことは間違いありません。サラ金などでお金を借りる場合には返済の目処を立てられるのかどうかしっかりと計画を立ててから借りましょう。むやみやたらに借り入れを行うと自分の首を締めることになるかもしれませんよ!!