生活をしていく中でお金に困ってしまうことって相当なお金持ちじゃない限りあることだと思います。そんな時に頼るとしたら今では消費者金融と呼ぶのが一般的なサラ金、もしくは銀行系の融資を受けるかのどちらかになってくるかと思います。ではサラ金と銀行系ではどう違ってくるのか、比較しながら見ていきたいと思います。
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サラ金と銀行系では金利が違う!
そもそもサラ金というのは元々小口融資を目的にしていたということもあり、一昔前までは高金利での貸付を行っていました。現在では規制が強化されたことにより金利の上限が決まっています。最大20%以上の金利をつけてはいけないというルールがありますので、それ以上の金利がつきません。それぞれの業者によって金利はもちろん変わってきますがだいたい18%くらいの金利をつけているところが多いです。それに比べて銀行系カードローンなどの金利はサラ金に比べると安く設定されているものがほとんどです。これも一概には言えませんが、12%~14%くらいが最大の金利くらいであるところが多いです。基本的な認識として銀行系のほうが金利を低く借りられるので、大きな金額を借りようと考えている方は銀行系の融資を受けた方がお得であると言えます。
総量規制が銀行系にはない!!
サラ金と総量規制の大きな違いとして総量規制の有無というものがあります。総量規制とは貸金業法で制定されているもので、簡単に説明すると“年収の1/3以上の借り入れを行うことはできません”というルールのことです。これは何社かに分ければ良いというわけではなく合計の金額が適用されるために多額の金額を借りることができなくなっています。サラ金にはこの総量規制が適用されているため決まった金額しか借り入れを行うことができませんが、銀行系には総量規制がありません。これはなぜかというと銀行系カードローンなどは銀行法という銀行特有の法律があるため貸金業法は適用されていません。そのため総量規制というルールに縛られることなく融資を行うことができるというわけです。実際に住宅ローンなどを組むときに総量規制がかかってしまっては到底希望の額を借りることは厳しいでしょうから、多額の融資を受けたい場合には銀行系の方を受けることになるでしょう。実際に限度額の部分で比べてみても銀行系の方が高かったりもするのでそういう意味でも多額の借り入れは銀行系を選ぶのが正しいと言えます。
じゃぁサラ金はなにがいいの??
さっきから聞いてると銀行系のほうがいいじゃん!って思ってしまうかもしれませんが、サラ金を利用することにもメリットがたくさんあります。まずは利便性が明らかに高いです。即日融資に対応しているところが多かったり、振込での借り入れを行うことが可能だったり、審査のスピードが早かったりと利用しやすいポイントを多くもっています。他にもサラ金では無利息期間というのを設けているところがあり、それを利用することで利息をかけずに借り入れた金額を返済することも可能だったりします。無利息期間中に返済することができれば金利なんていうお話はどっかに吹っ飛んでしまいますので利用するメリットはかなりあると言えます。また審査に関しても銀行に比べると通る可能性が高いと言われていますが、審査が通りやすいかどうかに関してはそれぞれの銀行やサラ金業者によって様々であると思いますのでどっちが良いとは判断しがたいです。ただし、サラ金は銀行に比べてそれぞれ業者によって審査の重点的な部分が違ったり、審査のスピードが早い故に銀行ほど慎重に審査をしていない可能性がありますのでそういった観点から審査が通りやすいと言われているのかもしれません。このように利便性、無利息、審査などの面では銀行系に比べてメリットを持っているのがサラ金を利用する理由であると言えるでしょう。
自分のニーズに合ったほうを選びましょう。
銀行系もサラ金もそれぞれ利用するにあたってメリットを持っています。基本的なお金を借りるという部分は同じですが、利用するシチュエーションによってはどちらかが得だったり損だったりするケースも出てきてしまいますので、しっかりと見極めることが必要ですよ!あなたの利用したいニーズに合わせてどちらがいいかを選んでいきましょう。