借り入れをする時は銀行の方が低金利だから有利である。このセリフを一度は聞いたことがあるでしょう。確かに銀行系カードローンは低金利でサラ金よりも有利であることは確かです。銀行の最高金利が14.5パーセントなのに対して、サラ金は18.0パーセントに設定されていることがほとんどです。
反対にサラ金のメリットは即日融資に対応している点だと言えます。この銀行とサラ金、自分に合った貸金業者を選択することが一番賢いキャッシングであると言えます。
しかし現在は銀行とサラ金の関係性が変化してきているのです。
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銀行も個人向け融資に積極的になっている
ひと昔の銀行では個人向けのローンを積極的に行っていませんでした。しかし今ではクレジットカードなど無担保の借り入れなどを中心に個人向け展開をしています。そのため銀行は消費者金融と提携を進めているのです。
銀行が個人向けローンに積極的になっている要因は、法人融資だけでは利益を上げることが出来なくなったからです。
この流れはこれからも続くでしょう。つまり銀行と消費者金融は数年後には垣根が無くなるかもしれません。
銀行とサラ金の関連性
銀行でローンを組むことができなかった人が消費者金融でお金を借りるという流れがあります。手数料も年会費も0円で、無担保であるサラ金のサービスは所得が低い方でも簡単に借り入れすることが出来ます。しかし個人向けローンを積極的に行っている銀行は今やサラ金化しています。
銀行でローンを組むときは、過去に消費者金融から借り入れしていた人はかなり難しくなっていました。しかし現在、銀行はその消費者金融と提携しているのです。銀行は消費者金融と組んで借り入れを行っているのに、それを理由に銀行でローンを組むことが出来ないという事は少しおかしいと感じるでしょう。
銀行も法人融資だと利益を上げることができないから、個人に目を向けているのに自分たちと提携している消費者金融の借り入れが原因で審査が通らない。銀行もこれは自分たちの首を絞めているだけではないかと感じているのです。
銀行がこれ以上サラ金化していくとなると、いずれ銀行のローンを組むときに過去の消費者金融借り入れ状況を考慮しなくなるかもしれません。
これからキャッシングを考えている方は銀行、消費者金融といった区別をしないで自分にあった金融機関を見つけ選択することが大事になってくるでしょう。金融業界は世界情勢の影響を大きく受けます。日ごろからこうした世界の流れを掴んでおくことが、どの金融機関でローンを組むのかを判断するうえで大事になってくるのではないでしょうか。