勤続年数が短くてもサラ金の審査って通るの?

サラ金からお金を借り入れる前にあるのが審査です。審査の基準はそのサラ金業者によって異なりますが、見られるポイントは大体どこも同じです。
もちろん収入の金額も重要な審査基準となりますが、それより重要視されるのは勤続年数です。いくら収入が多くとも、勤続年数が短いと収入が安定していないと見なされて審査に落ちてしまいます。

サラリーマン


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消費者金融は勤続年数で収入の安定性を見る

勤続年数が長いと、それだけ申し込んだ人の収入が安定していると見なされ、審査で有利となります。
たとえ収入が多くとも、勤続年数が半年以下なら、収入が安定していないとみなされて、審査に落ちてしまう確率が上がってしまいます。
働き方が正社員だとしたら、雇用形態が安定しているという理由で多少の勤続年数の短さは多めに見られるでしょうが、アルバイトで勤続年数が短いのは致命的です。


審査で重要なのは属性

審査で見られる情報は主に属性と信用情報です。勤続年数はこのうち属性に当てはまる情報です。属性に当てはまる情報はスコアリング形式で審査され、勤続年数が長ければ長いほど審査に有利な属性となります。最終的な属性の値がサラ金の審査基準を満たしていた場合属性の審査をクリアしたことになります。

属性に含まれる他の情報は?

属性に含まれるのは勤続年数だけではありません。

  • 年齢
  • 職業
  • 雇用形態
  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 年収
  • 収入形態
  • 居住年数
  • 居住形態

これらの情報のほか、健康保険の種類や家族構成、固定電話か携帯電話かなど、生活にまつわる情報が属性に含まれます。
この中の情報でやはり年収や勤続年数、勤務先など返済能力に直接かかわる情報が重点的に審査されます。年齢も審査において重要な審査基準とされており、26歳から35歳の既婚者が一番返済能力が高いと見なされます。

アルバイトだったとしたら勤続年数は必須

雇用形態が正社員でなくアルバイトだったとしたら、収入の安定性を表すためにそれなりに長い勤続年数は必須です。
雇用形態で属性が不利ならば他の情報で有利な状況を作る必要があるからです。他にも長いクレジットカードヒストリー、社会保険証を発行してくれるアルバイト先などなら審査に通る可能性がグッと上がります。


勤続年数で審査に通るラインはどこ?

明確に「勤続年数が◯年必要」という基準が明かされているわけではありませんが、一般的に大きくラインが引かれていると言われています。

一年以上

正社員で一年以上の勤続年数があれば、消費者金融の審査なら落ちることはないでしょう。銀行の審査はもっと他の情報との兼ね合いを求められることもありますが、消費者金融の審査ならとにかく勤続年数の審査はクリアしたと思って良いはずです。

半年以上一年未満

サラ金の審査に通るかどうか怪しいラインとなります。
審査の甘いサラ金で、勤続年数以外の情報で審査に強い状況を作っていれば審査に通ることもあるでしょうが、申し込んでみないと審査に通るかわからないというのが正直なところです。

半年未満

ここからは消費者金融でも審査に通らないと考えておいた方が良いでしょう。かなり甘い小さい街金の審査でもないと審査に通ることは難しいでしょう。


勤続年数が短いことを理由に審査落ちした場合は

勤続年数が短いことをきっかけに審査に落ちてしまった場合はどうすればよいでしょうか。
まず本当に勤続年数が審査落ちの原因かどうか、もう一度考えてみてください。
勤続年数が短いならば、やはり一番確実なのは勤続年数が長くなるまで待つことが確実です。勤続年数が1年以上になってからの審査通過率はそれ以下の場合よりかなり高くなります。
また、もっと審査基準の低いサラ金を探して申し込んで見るのも有効です。大手のサラ金より中小のサラ金の方が審査が甘いので、中小のサラ金のキャッシングを利用してみるのも有効です。

申し込み情報は正確?

意外と多いのが、申し込み情報にミスがあったことで審査に落ちてしまう人です。
申し込み情報にミスがあったことのほか、申し込みで嘘をついていた場合も嘘がバレて審査に落ちてしまいます。

短期間の多重申込は審査に落ちる

意外と知られていないのが、1ヶ月以内など短期間に復数のサラ金に同時申し込みを行うことで審査に不利だということ。
同時に復数のサラ金に申し込むということは、それだけ生活に逼迫していると判断され、返済能力が低いと見なされてしまうのです。サラ金への申し込みはしっかり条件を比較して、厳選した数社への申し込みを心がけてください。


申し込み前に不安ならお試し審査に申し込んでください

もしサラ金へ申し込み、審査に通るか不安を抱えているとしたら、仮の審査結果を受け取ることができるお試し審査に申し込んでください。簡単な入力項目の送信で、仮とは言えおおまかな審査結果を受け取ることができます。本審査はもっとたくさんの入力項目の入力が必要ですが、本審査の結果と仮審査の結果が大きく異なるわけではありません。