サラ金に請求する過払い金って一体何?

以前は今より法律が甘く、サラ金などは金利の設定を現在より高く設定して利用者にお金を貸すことができました。
その最高金利は出資制限法で定められた29.2%まで設定しているサラ金がほとんどで、現在規制されている金利の数字と比べると10%以上高く設定されていることがほとんどです。
しかしその規制は今ではより厳しくなり、10万円未満の借り入れにも20%以上の金利を適用してはいけないなど、以前と比べると設定金利はかなり低くなりました。
そして以前貸金業者以上の金利で支払いすぎていた利息。これを取り戻すことができるようになりました。
これが最近良く聞く過払い金。
サラ金に払いすぎていたお金を取り戻して、キャッシングの負担を軽くしましょう。


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グレーゾーン金利でサラ金に払いすぎていた時代を取り戻せ

俗にいう出資制限法と貸金業者の金利の差で発生していたグレーゾーン金利。
30%に近い金利で払っていた時代ははっきり言って損です。
その過剰にお金を払いすぎていた時間を取り戻すことは大金を支払っても不可能ですが、その損を少しでも埋めるために払いすぎていたお金を取り戻しましょう。
現在キャッシングでお金を借り入れている人の数は1400万人と言われており、5年以上借入期間がある方なら皆にこの過払い金が発生している疑いがあると言われています。
「もしかしたら…?」なんて思いが胸にある方にはぜひこの過払い金が発生していないのかしているのか考えてみることが大切です。
失った時代をお金に変えて、それを少しでも取り戻しましょう。


過払い金は個人でも取り戻すことができるものの

どれくらい過払い金が発生したのか。
それを返済してほしいという届けを出すこと。これは個人でも可能です。
しかしサラ金だってそんなにヒマじゃないのです。素人の申し出に応えてむざむざとその請求を飲むとは思えません。
理由を並べてその請求を棄却するでしょうから、それをさせないだけの請求を整えるにはやはりそれ専門の知識を持っている人の助けを得る必要があります。
最近は頻繁にテレビコマーシャルなどでも耳にする過払い金請求。
これを得意としている弁護士事務所や司法書士も少なくありません。ネットで少し探してみればすぐにその情報を手に入れることができるでしょう。


請求を出すと何か代償はあるのか

これだけ大掛かりな債務整理には当然代償も求められるもの。
過払い金請求をするとその業者から二度とお金を借りることができなくなります。
そして債務整理の記録は信用情報に残ってしまって、後々受ける様々な審査に悪影響を及ぼしてしまうものです。
ですがすでに返済をすべて終わらせてから過払い金請求をすれば、それによって信用情報に傷がついてしまうことはありません。
または過払い金で戻ってきたお金を使って返済を完結させた人。これもその記録が残ることがありません。
過払い金請求をしたこともありまもなく返済を完結させた人も、それにより信用情報が悪いものになってしまうことを防げます。
いずれにせよとにかく専門家に自分の過払い金について相談しておくことが大切なのです。


時効さえ迎えていなければ払い過ぎたそのお金を取り戻せる

過払い金はすでに返済を終えているキャッシングでもあとからサラ金に請求を出すことができるものの、その請求には期限があります。
その期限は10年。返済が終わったその日から数えて10年が経過すると過払い金をサラ金に請求することができなくなります。
すべての借り入れたお金を返済し、利息も支払っているとしたら早めに過払い金を取り戻すために請求を出しておくことが大切です。
他にも払い過ぎたお金を取り戻せない例としては、借り入れたサラ金が倒産していたりそもそも違法な貸金業者へ過払い金請求を出す場合などでしょうか。