サラ金の返済義務が誰に生じるのか知っていますか?

近年では、金融機関を便利なものとして利用している方々も多くなっています。
最近では即日審査が終われば即日融資をしてもらえるようになっているため、簡単に借入出来るようになっています。簡単に借りられるからこそ何度も借入をしてしまって、現在悩んでしまっている方も多いのです。実は、サラ金の返済に関する悩みを抱えている方が増えており、弁護士事務所などにもそういった相談事が多くされているみたいです。最も多いのは「返済義務は誰に生じるのか」というものです。例えば、家族が借金をした場合その返済は本人だけではなくて家族である自分にも生じるものなのか。そのようなお問い合わせが多いのです。基本的にサラ金など金融機関から借金した場合、その返済義務が生じるのは契約した本人と連帯保証人だけです。それ以外の人物は返済義務がないので、金融会社から何を言われても返済する必要はありません。


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●親や家族がサラ金を利用していた場合の返済義務者とは?

自分の親や家族が金融会社を利用していて、借金をしている場合は上記でも話した通り本人が返済しなければなりません。
家族や親がサラ金などの返済が出来なくなってしまったt、という状況に陥ってしまったとしても代わりに返済する必要はありません。よく親の作った借金を親が支払えないなら子供が払わなくてはいけない、なんて言う方も居ますが大きな間違いです。親が支払えなくなったからと言って子供が返済する必要はないので無視して結構です。どうしても相手がしつこい、親が自分の代わりに返済してくれということがしつこい場合は一度弁護士事務所に相談することをおすすめ致します。こういうことは家庭内で話し合うよりも、専門家を間に挟んで解決した方がよほど賢明です。


●夫婦の場合は連帯責任ですか?

もう一つ相談されているのが「夫婦の場合は連帯責任になるのか?」というものです。
家族や親がサラ金から借金したその返済はあくまでも契約した本人がするものなので、子供に返済義務はないと話しました。では、その関係性が夫婦になった場合は何か変わってくるのでしょうか。確かに民法ではそのようになっています。しかし、生活必需品の購入や教育資金としてサラ金から借りた場合に限られます。仕事上での資金やギャンブルなど交遊費など目的は含まれないため、夫婦であったとしても返済義務が生じることはありませんのでご安心下さい。どうしても不安になってしまった時は、専門家に相談をしてどのようにして解決すべきであるのかきちんと話し合うようにしてみましょう。サラ金はとても身近な存在になってきたからこそ、それに伴ってこういった問題も起きやすくなっているのでしょうね。