気になるサラ金の金利

サラ金からお金を借りる前に必ず比較対象に上がるのは、各サラ金の金利です。サラ金を利用する上で年利あるいは利息は付き物ですので、やはり利用者の皆さんにとっても一番気になる部分ではないでしょうか?
このページではそういった利率についてのご説明をして、具体的に「いくら借りたらどれくらいの利息を上乗せして返済しなければならないのか」というところまでご説明させて頂きます。
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利息の計算方法は、仕組みがわかれば小学生でも求めることができます。
借入額に年利を掛けて365で割れば、それが1日借りた分の利息というわけです。1か月分ならそこに30、3か月なら90と借りる日数を掛けてあげれば簡単に算出することができます。1年借りるのであれば、借入額に年利を掛ければすぐにわかるというわけですね。


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サラ金の金利を具体的に求めてみる

計算がしやすく見てすぐわかる10万円を借入額とし、年利を18.0%と仮定して利息を求めてみます。
1年間借りたならば、10万円×18.0%(=0.18)で求められるので、年間利息は1.8万円つまり18,000円ということになります。これを月単位で考えると、12ヶ月で割って1,500円となります。さらに日単位で求めるとなると、そこからさらに30日で割って50円となりますね。
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式の仕組みを理解された方々はすでに計算済みだと思われますが、実際に数字を文章で見てみると実感がより湧いてくるでしょう。
サラ金というと基本的に消費者金融のことを指すのですが、今日では銀行でも個人向け貸付を行っています。消費者金融と銀行の金利には差があり、その部分だけ見ると銀行の方が優れています。しかし、融資までのスピードやその他さまざまなサービスなどいくつかの点を加味して考えると、結果的には当事者が何を重視してお金を借りるかという問題になります。

これらの数字はあくまで目安ですがご覧いただいたように、サラ金の金利というのは皆さんが思っているよりも圧倒的に負担が減っています。その昔は、利用者を食い物にする暴利で多くの方が借金に苦しんだものですが、今日ではそのようなことはほとんど起こらないように法律で定められているのです。


サラ金の金利は前より優しくなった

法律の抜け道を悪用して利用者に超暴利でお金を貸し付ける、いわゆる「闇金」と呼ばれる悪徳サラ金が蔓延していた時代は確かにありました。しかしそれは10年以上前の話であり、今日のキャッシングで18.0%を超える貸し付けを行っているようなサラ金はいないと言っても過言ではないです。その利率も上限の話であり、借入額が高額になればなるほどそれに反比例して実質年利も下がるように、現在では変動金利制が導入されています。

以前はどうなっていたのかというと、いわゆるグレーゾーン金利と呼ばれる法律の抜け道が存在していました。
結論から言うと、借入額がいくらであっても上限利率を29.2%に設定することができるというものでした。なぜそのようなことが起きていたのかというと、当時は利率に関する法律が利息制限法と出資法の2つありました。利息制限法では上限20%となっているのですが、出資法では上限が29.2%となっており、その間の部分が刑罰にできないグレーゾーンとして悪徳サラ金に悪用されていたのです。


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