サラ金からの借金をやめられない夫…どうすればいい?

「夫が知らない間にサラ金から借金していた…」
そんな妻の悲鳴を聞くことは一度や二度ではありません。夫の借金により生活が破綻してしまい、それが離婚の原因になるなんてことは良くある話です。
どうしてサラ金から借金しているのか。今後どうするのか。それらをしっかりと二人で考えていきましょう。
返済が遅れた場合どうなるのかは「サラ金からの借金…返済をしないとどうなる?」で述べています。参考にしてみてください。

離婚の話し合いをする夫婦


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夫の借金で悩んでいる人は意外と多い

ネット上には夫がサラ金から借金しており、夫の借金で悩んでいる妻の声を多く目にします。
反対に妻がサラ金から借金していた場合。これも珍しい話ではありませんが、この場合夫がネットで相談するなど人に言いふらすことが少ないため、夫の借金ほど世間に広まることが少ないです。

女性は情報を共有する生き物

女性は男性とくらべて情報を色んな相手に共有すると言われています。友達に悩みを相談している女性を多く見かけます。
男性は悩みがあっても人に相談せずに1人で解決しようとする人が多いですよね。
男性は世間体を気にする生き物。苦しんでいる姿を世間に晒すのはそれだけ弱いとみなされると思っており、なんとか1人で問題を解決しようとするのです。


誰にも内緒でサラ金からの借金は可能

後になって夫の借金が発覚するケースがとても多いです。どうして借金に気づかないのか。それはサラ金からの借金は誰にもバレずに行うことができるからに他なりません。
サラ金の無人契約機を使えばその場でカードが発送されますから、家にカードが郵送されることはありません。家族に借金がバレるのはサラ金からの郵送物が届くからです。
しかも最近の大手サラ金は、スマートフォンなどからネットキャッシングも可能となっています。これでは夫がこっそり借金していても気づかないですよね。

サラ金のキャッシングは無担保無保証人

一般的なサラ金のカードローンなどのキャッシングでは担保を提出する必要も、返済を保証する保証人の設定も必要ありません。つまり他人に迷惑をかけることなくお金を借入れることができるということです。


夫の借金に気付いたタイミングは?

夫の借金に気付いたのはいつでしょうか。なるべく早く夫の借金に気付いた方が、妻の側としても行動が起こしやすいですが、中には結婚後生活が出来上がってから夫の借金が発覚するパターンも珍しくありません。

結婚前に借金に気付いたパターン

結婚を考え始めたころに彼氏の借金が発覚した場合。これならまだまだ色んな行動の余地があります。
これから夫となる前にサラ金の借金すべてを返済してもらうのか。結婚して、二人で力を合わせながら借金の返済を行うのか。それとも、二人の関係をまったく無かったことにするのか。人生の大きな決断をしっかり考える余地があります。

結婚後に借金が発覚したパターン

困るのは結婚後に夫の借金が発覚したパターンです。借金の額に関わらず、夫がこっそり行っていた借金は、妻にとって、とてもショックなはず。
借金だけでは離婚の原因となりませんが、借金によって生活の安定が危うくなったり、借金を理由に夫の態度が暴力的になるなどすれば、十分に離婚の原因となります。
サラ金への返済が難しそうなら、離婚も視野に今後の二人の関係を考え直してください。


夫とサラ金の借金についてしっかり話し合って

なんにせよ、夫の借金についてしっかり二人で話あう必要があります。
借金を今後どうしていくのか。返済を続けていくのか。まさか肩代わりするのか。
夫婦間で一番大切なのはコミュニケーションです。コミュニケーションをしっかり取ることができればサラ金の借金の対策を立てることができるかもしれません。

借金を許す? 許さない?

まずは夫の借金を許すか許さないかの二択を迫られます。
借金を許して、借金を二人で返済していく未来を選ぶのか。今後はその借金としばらく二人でつきあっていく未来を肯定するのか。
借金の額、夫の態度などを見ながら決めてください。
借金の金額などによっては夫を許さないというのも、決して悪い選択ではありません。

借金は癖になってしまう

夫が一度サラ金への借金を辞めたとしても、サラ金からの借金はくせになってしまいます。
一度できてしまった「お金がなくなったら、サラ金から借りれば良い」という思考回路。これをまったく無くすのは難しく、一度止めても再びサラ金から借金を行うようになる人も少なくありません。


夫の借金を調べるには?

妻がこっそり、夫が借金していないか、その情報を調べることはできません。
夫の借金状況を調べるためには、サラ金が連盟している信用情報機関へ情報開示を求める必要がありますが、夫本人以外が信用情報へ情報開示の請求を出すことはできません。
本当に後ろめたい気持ちがないのであれば、堂々と信用情報機関に手続きを出してもらいましょう。サラ金の連盟している「JICC」や、クレジットカード会社が名を連ねる「CIC」に情報開示を求めてもらってください。
情報開示を拒否した時点で後ろめたいという気持ちがあるということです。きっと借金の心当たりがあるのでしょう。